NK免疫細胞とは?

NK細胞(Natural Killer Cell)

NK細胞は私たちの体の中のがん
   細胞を探して死滅させるナチュラル
   キラー細胞(Natural Killer Cell)です。

 

この細胞は、毎日自然に発生する5,000個以上のがん細胞を自発的に死滅
させる役割をします。

ところがNK細胞の活力が落ちてNK細胞の活性度が落ちると、新たに発生するがん細胞を除去することができなくなり、がん細胞が指数関数的に増えて悪性腫瘍として発展します。

NK細胞の活力が落ちると、がん細胞が急速に増殖します。

 

NK細胞の活性が弱くなると

NK細胞が眠り活動をしなくなります。

NK細胞の活性が強くなると

眠っていたNK細胞を目覚めさせ、一緒にがん細胞を攻撃して死滅させます。

老化とがんの発生原因

NK細胞の弱体化ががん発生の根本原因

 

人は人体の体細胞分裂過程でほとんど毎日3,000〜5,000個のがん細胞が発生します。

白血球の一種であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)がこれらのがん細胞を毎日除去することにより、体内のすべての正常細胞が保護されます。

しかし体内のNK細胞の活力が落ちると、がん細胞が指数関数的に増えます。

NK細胞の機能と活動

 

NK細胞は、がん細胞などを攻撃する時

パーフォリン(perforin)というタンパク質を分泌してがん細胞に穴を作り、ここにグランザイム(Granzyme)酵素を入れてがん細胞を爆破し死滅させます。

がん予防守則10の戒め

1. 禁煙と受動喫煙を避ける
2. 野菜と果物を十分食べて、バランスの取れた食事する
3. 酒は1日2杯以内飲む
4. 食べ物を塩辛くないようにして食べ、甘い食べ物を食べない
5. 週5回以上、1日30分以上歩くか運動する
6. 自分の体格に合った体重を維持する
7. 予防接種指針に応じてB型肝炎予防接種をする
8. 安全な性生活で感染症にかからないようにする
9. 発がん性物質にさらされないように作業場の安全守則を守る
10. がんの早期検診指針による検診をもれなく受ける

全国民の1/3が癌で死亡

 

NK免疫細胞数が著しく減少す
る50代以降、がんの発病と老化の原因となる場
合があります。

 

がん患者は健常者に比べて体内の
NK細胞数が1/3 ~ 1/8に著しく減少し、がん細胞を制御する能力が落ちる。